Googleアナリティクスの基本指標を徹底解説

Googleアナリティクスの活用はホームページ(Webサイト)改善の第一歩です。ホームページ(Webサイト)の課題を効率的に発見し、改善するためのヒントを得るためにGoogleアナリティクスの基本を学んでいきましょう。



Googleアナリティクスの「指標」と「ディメンション」

Googleアナリティクスでアクセス解析をする際には、まず「指標」と「ディメンション」について理解しておく必要があります。

指標

Googleアナリティクスにおける指標とは「ページビュー」や「訪問数」、「直帰率」など、ディメンションの各値の状況を合計や割合で表す数値のことです。このページで説明する「新規とリピーター」「セッション」などはこの「指標」です。

ディメンション

Googleアナリティクスで定義される項目で「ページ」「ランディングページ」「参照元」「キーワード」「ブラウザ」などがあります。「指標」と組み合わせて使用。

Googleアナリティクスの基本指標「新規とリピーター」

Googleアナリティクスで主要な指標のひとつに「新規とリピーター」があります。「新規」は初めてサイトを訪れた訪問ユーザーの数、「リピーター」は2回目以降の訪問数です。「新規」と「リピーター」の比率を確認することでホームページ(Webサイト)の改善につなげます。

「新規とリピーター」の確認方法

【レポート】→【ユーザー】→【行動】→【新規とリピーター】

新規ユーザーはNew Visitor、リピーターはReturning Visitorと表記されています。

New Visitor(新規ユーザー):過去2年以内にサイトを訪問したことのないユーザ―の最初の訪問。次回以降の訪問からは「リピーター」としてカウントされる。(人数ではなくセッション数をカウント)

Returning Visitor(リピーター):過去2年以内にサイトを訪問したことのあるユーザ―の訪問。訪問のたびにカウントされる。(人数ではなくセッション数をカウント)

日付を指定することも可能です。

「新規ユーザー」と「リピーター」を指標ごとに比較

また、同じ画面で「セッション」「直帰率」「ページ/セッション」「平均セッション時間」の各指標ごとに「新規ユーザー」「リピーター」を比較することができます。

下記の図では以下の通りとなっています。

セッション:新規ユーザー4,835(58.27%)/リピーター3,462(41.73%)

直帰率:新規ユーザー52.80%/リピーター40.79%

ページ/セッション:新規ユーザー3.19/リピーター3.97

平均セッション時間:新規ユーザー2分19秒/リピーター3分42秒

セッション

ユーザーがサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動の回数で、「訪問数」とも呼ばれます。

直帰率

1セッション(訪問)で1ページしか閲覧しなかった訪問を直帰といい、その数をセッション数(訪問数)で割った数値をパーセントで表したものを直帰率といいます。

ページ/セッション

1セッション中に閲覧されたページビューの平均のことです。同じページを複数回見ても集計されます。

平均セッション時間

1セッションの平均時間を表します。全セッションのセッション時間を足し、それをセッション数で割ったものです。

Googleアナリティクスの基本指標「セッション」

「セッション」はユーザーがサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動の回数で、「訪問数」とも呼ばれます。

ひとりのユーザーが同じブラウザでサイトを2回訪問した場合、セッション数は2となります。

「セッション」は数ある指標の中でも特に重要な指標といわれています。直帰率、ページ/セッション、コンバージョン率など、割り算でも求める指標のほとんどはこのセッション数が母数となっています。

セッションの開始と終了のタイミング

セッション開始のタイミング

訪問ユーザーがWebサイトのページをブラウザで表示

セッション終了のタイミング

1.サイト内で何も行動せずに30分が経過

ユーザー行動(ページの閲覧、イベント)が記録されないまま30分経過するとセッションが切れます。仮に一度ブラウザを閉じたとしても、30分以内の同じ参照元から同じページにアクセスした場合は同一のセッションとして計測されます。

ちなみに、このセッションが切れるまでの時間(30分)は必要に応じて変更することが可能です。

【管理】→【トラッキング情報】→【セッション設定】と進みます。1分~4時間の間で設定変更が可能です。(長時間の動画コンテンツがあるサイトなどは、セッション時間を長くすることで正しくセッション数をカウントすることが可能となります)

2.同一セッションの間で日付が変わったとき

一連のユーザー行動の間で日付が変わったとき(午前0時をまたいだとき)、午前0時で一度セッションが切れ、以降の行動は新たなセッションとしてカウントされます。

3.参照元が変わったとき

30分以内に同じページへアクセスしたとしても、前回とは別の参照元からのアクセスであった場合は新たなセッションとしてカウントされます。

「セッション」の確認方法

サイト全体のセッションを確認

【レポート】→【ユーザー】→【概要】

ページごとのセッションを確認

【レポート】→【行動】→【サイトコンテンツ】→【すべてのページ】

「ページ別訪問数」がベージごとのセッション数です。

「セッション」と「ユーザー」、「ページビュー」との違い

「セッション」と「ユーザー(ユニークユーザー)」、「ページビュー」は混同しやすいのでご注意ください。

セッション:ユーザーがWebサイトを訪問した数

ユーザー(ユニークユーザー):選択した期間内にWebサイトを訪問したユーザーの数

ページビュー:ユーザーがWebサイトを閲覧したページ数

Googleアナリティクスの基本指標「ページ/セッション」

「ページ/セッション」とは、1セッション中に閲覧されたページビューの平均のことです。同じページを複数回見ても集計されます。

サイトの回遊性を表す指標で、数値が大きいほど望ましいといわれますが、サイトのメニュー構造等が分かりにくい場合もユーザーが迷子となり数値が大きくなりますので、数値が大きい=良いサイト(ページ)であると考えるのは早計です。

「ページ/セッション」の確認方法

【レポート】→【行動】→【サイトコンテンツ】→【ランディングページ】

セグメント機能を使えば、「新規ユーザー」「リピーター」ごとの「ページ/セッション」の数値を確認することもできます。

「+セグメントを追加」をクリックします。

「新規ユーザー」と「リピーター」を選択し、左下の「適用」をクリック。(このとき「すべてのユーザー」をクリックし選択を解除してください)

ページごとに「ページ/セッション」の数値が可能となります。

「ページ/セッション」の改善

「ページ/セッション」の数値を上げる方法は主に以下の2点です。

①内部リンクを増やす

②関連ページへのリンク

ともに、ページ内の遷移がしやすくなる、という効果があります。ページ内の遷移がしやすければ「ページ/セッション」の数値は増えていきます。

Googleアナリティクスの基本指標「セッション時間」

「セッション時間」とはセッションの長さ(秒数)を表します。セッションの開始と終了のタイムスタンプの差で計算されます。

例えば、以下のような1つのセッションのセッション時間は15分となります。

a.html 14:00に表示(セッションの開始)
b.html 14:10に表示
c.html 14:15に表示

セッションの最終となったページ(c.html)を閲覧していた時間は取得できないため、セッション時間の算出上は無視されます。従って、a.htmlを開いた14:00とc.htmlを開いた14:15という時間から、セッション時間は15分と算出されます。仮に、c.htmlを閲覧していた時間が20分であったとしても、5秒であったとしても、セッション時間は変わらず15分です。

セッション時間は、直帰した場合はカウントされませんのでご注意ください。(直帰したセッションのセッション時間は0秒となります)従って、直帰率が高ければ高いほど「セッション時間」の正確性は損なわれてしまいます。

「セッション時間」の確認方法

サイト全体のセッションを確認

【レポート】→【ユーザー】→【概要】

ページごとのセッションを確認

【レポート】→【行動】→【サイトコンテンツ】→【すべてのページ】

「ページ別訪問数」がベージごとのセッション数です。

Googleアナリティクスの基本指標「平均セッション時間」

指定の期間内の全セッションのセッション時間を足し、それをセッション数で割ったものを「平均セッション時間」といいます。「平均セッション時間」はGoogleアナリティクスの主要な指標です。

例えば、以下の4セッションがあった場合、平均セッション時間は(10分+12分+16分+18分)÷4=14分と算出されます。

セッション1:最初のヒット→15:00、最後のヒット→15:10
セッション2:最初のヒット→15:00、最後のヒット→15:12
セッション3:最初のヒット→15:00、最後のヒット→15:16
セッション4:最初のヒット→15:00、最後のヒット→15:18

なお、先に述べたように、直帰した場合のセッション時間は0秒とカウントされます。従って、直帰率が高いサイトは平均セッション時間が短くなる傾向にあります。

「平均セッション時間」の確認方法

サイト全体のセッションを確認

【レポート】→【ユーザー】→【概要】

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