【GoogleアナリティクスでWebサイト改善】「平均ページ滞在時間」を正しく評価する

Webサイト(ホームぺージ)を改善するためにはGoogleアナリティクスの活用が不可欠です。

Googleアナリティクスを活用することで、Webサイト(ホームぺージ)が抱える具体的な課題を発見することができます。

Webサイト(ホームぺージ)改善の第一歩は、Googleアナリティクスの基本を理解すること。

本記事が、皆さまのサイト改善の一助となれば幸いです。

今回は、Googleアナリティクスで使われる主な指標「平均ページ滞在時間」について説明いたします。

「平均ページ滞在時間」はその名前から「(滞在時間だから)長い方が良い」と考えられやすい指標ですが、ページの役割や性質により評価の仕方が異なることに注意が必要です。



平均ページ滞在時間とは

 「平均ページ滞在時間」とは、訪問ユーザーのページ滞在時間の合計を全体のページビュー数で割ったものです。

「平均ページ滞在時間」の確認方法

操作手順【レポート】>【行動】>【サイトコンテンツ】>【すべてのページ】

「平均ページ滞在時間」の計算方法

 それでは「平均ページ滞在時間」の計算方法を確認してみましょう。

 以下の3つのセッション(訪問)で閲覧ページとその滞在時間が下記のようになる場合、どのように計算されるのでしょうか。

  閲覧ページ    
セッション1 ページa(3分滞在)→ ページb(6分滞在)→ ページc(離脱)
セッション2 ページa(3分滞在)→ ページb(離脱)  
セッション3 ページa(直帰)    

 セッションの最後に閲覧したページは滞在時間が分かりませんので、Google Analyticsでは次のようなルールで計算されています。

  1. 直帰(1回の訪問で1ページのみ閲覧して離脱)は滞在時間を0秒とし、集計に組み入れる
  2. 離脱(最後の閲覧)は滞在時間が算出できないため集計しない

 従ってページaの「平均ページ滞在時間」は(3分+3分+0秒)÷3で2分となります。セッション3のページaへの訪問は直帰のため0秒として集計します。

 同様に計算すると、ページbは6÷1で「平均ページ滞在時間」は6分です。セッション2のページbへの訪問は離脱のため集計しません。

 ページcは離脱のみですので「平均ページ滞在時間」を算出しません。このとき、「平均ページ滞在時間」は0秒(表記は00:00:00)となりますが、ページを開いてすぐに離脱したという意味ではありません。

「ページ/セッション」の確認方法

操作手順【レポート】>【行動】>【サイトコンテンツ】>【ランディングページ】

セグメント機能を使えば、「新規ユーザー」「リピーター」ごとの「ページ/セッション」の数値を確認することもできます。

「+セグメントを追加」をクリックします。

「新規ユーザー」と「リピーター」を選択し、左下の「適用」をクリック。(このとき「すべてのユーザー」をクリックし選択を解除してください)

ページごとに「ページ/セッション」の数値が可能となります。

「ページ/セッション」の改善

「ページ/セッション」の数値を上げる方法は主に以下の2点です。

①内部リンクを増やす

②関連ページへのリンク

ともに、ページ内の遷移がしやすくなる、という効果があります。ページ内の遷移がしやすければ「ページ/セッション」の数値は増えていきます。

【ご注意】

Webサイト(ホームぺージ)の目的はあくまで「コンバージョン」です。

いかに確実に「コンバージョン」へと導けるかが大切ですので、「ページ/セッション」の数値は多ければ多いほど良いというものではありません。

特に、「購入」をコンバージョンとするECサイトにおいては、購入完了までの導線は最小限である必要がありますのでご注意ください。

コンバージョン

「お問い合わせ」「資料請求」「購入」「会員登録」「一定数以上のページ閲覧」「一定時間以上のサイト滞在」など、訪問ユーザーに期待する成果やアクションのこと

まとめ

「ページ/セッション」の数値を改善することでサイトの回遊性が上がり、提供しているコンテンツへの理解が深まります。

「ページ/セッション」は訪問ユーザーの目的の達成、悩みの解消と密接な関係にある指標といえるでしょう。

日々チェックし、継続して改善に取り組みましょう。

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