採用面接でWebデザイナーのスキルを見分ける方法

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これまでに、事業会社のWebプロデューサー、Webディレクターとして数十人のWebデザイナーと一緒に仕事をしてきました。Webデザイナーの採用面接にも関わっていましたが、一番困ったのは「スキルの有無の見分け方」です。

Webデザイナーを新たに採用する際は、そのWebデザイナーのスキルをしっかりと見極めないと、結果として制作チーム全員、そして本人も困ることになります。

未経験でない限り、どのWebデザイナーも面接にはポートフォリオ(作品集)を持ってくるのですが、やはりポートフォリオだけでは、そのWebデザイナーのスキルを知ることはできません。

ここでは、これまでの経験をもとに、面接での「Webデザイナーのスキルの見分け方」を考えていきたいと思います。

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Webデザイナーに必要なスキル

まずは、Webデザイナーに必要なスキルを整理したいと思います。

1.PhotoshopとIllustratorを使いこなせる

2.htmlとcssを理解し、適切にコーディングできる

3.Webディレクターとスムーズにコミュニケーションが取れる

大まかに以上の3点ではないでしょうか。
近頃は分業化が進み、コーディングを行わない(できない)Webデザイナーもいると聞いたのですが、htmlやcssを理解した上でのウェブデザインと、htmlやcssを理解していない状態でのウェブデザインには差がありますので(もちろん前者が上)、Webデザイナー本人さえよければ、コーディングを行わない現場であっても、コーディングができるWebデザイナーに入ってもらったほうが良いです。

面接でのWebデザイナーのスキルの見分け方

それでは、上記1~3のスキルについて、順に見分け方を書いていきたいと思います。

1.PhotoshopとIllustratorを使いこなせる

面接での質問として、最も適していないのが「PhotoshopやIllustratorを何年くらい使ってますか?」という質問です。
回答としては、「PhotoshopやIllustratorを最初に触ってから現在までの年数」となりますが、よほどの正直者でなければ、間にブランクがあってもそこは話しません。
従って、「10年使ってます(但しブランクが6年あるので実質4年)」という回答も十分に考えられます。
それに加え、PhotoshopやIllustratorは上手くならない人は何年経っても上手くなりませんから、年数で判断するのは相当危険です。

ここは、「これまでの仕事のどういう場面で何を作るためにどのソフトを使ったか」という質問がベターでしょう。
スキルの足りない人、経歴を盛っている人の場合は回答が破綻してしまう質問ですから、もし的確に答えられれば、この面に関してはそれなりのスキルを持っているWebデザイナーであると判断して良いでしょう。

「PhotoshopやIllustratorで使えない(できない)機能は何ですか?」という質問も悪くはないのですが、ソフトの機能を使いこなすことが目的ではありませんので、回答は参考程度にとどめておいたほうが良いでしょう。(もちろん、機能を使いこなせるほうが良いことは言うまでもありません)

2.htmlとcssを理解し、適切にコーディングできる

絶対に必要な質問はこれです。

「htmlやcssを0から(何もないところから)書くことができますか?」

回答がYESなら、この部分のスキルについてはとりあえず問題なさそうです。(嘘の回答をしても後々絶対にばれます)
もし回答がNOであれば、このWebデザイナーはテンプレートを使うようなページ以外は対応できないということになるでしょう。
必要とするスキルがその程度でよければ問題ありませんが、そうでなければ評価を下げ、慎重に採用したほうがよさそうです。

Dreamweaver(ホームページ作成用のツール)が使えるか否かは、私は重視してきませんでしたが、htmlの理解度は、Dreamweaverを使う人より、Dreamweaverを使わずにテキストエディタでコーディングする人のほうが上だと思いますので、そういう人がチームに何人かいると何かと助かりますよ。

3.Webディレクターとスムーズにコミュニケーションが取れる

Webデザイナーに最低限必要なコミュニケーション力は、
・Webプロデューサー、Webディレクターからの指示を正確に理解することができる
・Webプロデューサー、Webディレクターへの報告を的確に行うことができる
・分業などの場合、他のWebデザイナーとスムーズに意思の疎通が図れる
となるでしょうか。

Webデザイナーに最低限必要なコミュニケーション力が備わっているかどうかは、面接時のやり取りである程度分かります。面接での質問と答えが噛み合わないようだと、一緒に仕事をするのは難しいかもしれませんね。

その他

その他Webデザイナーに必要なスキルといえば、javascriptがありますが、絶対に必要なスキルでもありませんし今回は割愛いたします。

いずれにしましても、Webデザイナーに一番必要なスキルといえば「Webプロデューサー、Webディレクターの指示通りのものを制作できること」です。ソフトが使えるなどといったことは、その目的を達成するための手段に過ぎませんので、あまりこだわりすぎないほうが良いかもしれません。

面接にはWebディレクターを同席させるべき

Webデザイナーの面接には、入社後一緒に仕事をするWebディレクターを同席させるべきです。実際、一緒に働くのはWebディレクターですから、Webディレクターからの評価も必要ですし、WebディレクターとWebデザイナーが互いに「合う、合わない」といった感覚的なものもあります。Webデザイナーに必要なスキルを正しく理解できているかという問題もありますので、現場に関係ない人たちだけで面接を進めるのはやめたほうが良いです。

まとめ

私自身は、Webデザイナーの採用に当たっては、必要なスキルが最低限備わっていればあとはコミュニケーションの取りやすさを重視すべきであると考えています。スキルは後から上げることはできますが、コミュニケーション力を後から上げることは困難ですので。

それでは、皆さまが良いWebデザイナーを採用できますことをお祈りしております。

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