著作権を意識しないウェブ制作業者には要注意

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少し前の話になりますが、今年の8月に「知的財産管理技能検定3級(管理業務)」に合格しました。

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この「知的財産管理技能士」、公式サイトにはこのように説明されています。

企業や団体の中にいながら知的財産を適切に管理・活用して、その企業や団体に貢献できる能力を有する人が「知的財産管理技能士」

その中で、3級はこのように説明されています。

知的財産分野について、初歩的な管理能力がある。 具体的には、企業・団体(学校・官公庁等)において知的財産分野の特にブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、エンフォースメント(権利行使)に関する初歩的知識を有し、それに関する課題を発見することができ、一定条件下ではその課題の解決までできる技能があると認められます。

「知的財産管理技能士」は国家資格とはいえ、3級の合格率は7割程度と難関ではありませんし、弁護士や弁理士のように独占業務もありません。

しかし、著作権法や商標法、不正競争防止法など知的財産に関する法律について一定の知識を持っているということは確実に言えますし、これらの知識はホームページの制作や運営に絶対必要なものです。

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知的財産を意識しないウェブ制作業者が実際に存在する

先日、自営業者の知人がホームページを作ってもらったということで見せてもらいました。ホームページの出来は置いておいて、驚いたのがホームページで使用している写真です。

そのホームページで使用している写真は、全て海外のホームページで使われている写真を無断で使用したものでした。

これはれっきとした著作権法違反なのですが、こういった話は枚挙にいとまがありません。いわゆる「バイラルメディア」「まとめサイト」にも著作権法が守られていないサイトが山ほどあります。

言うまでもありませんが、インターネットに掲載されている写真や文章は誰が使っても良いというものではなく、そこにはルールがあり、法律があります。

「他人のものを勝手に使ってはいけない。使うときはルール厳守のこと」といったごく簡単なルールすら守れない人間、守れない会社にホームページを制作、運営する資格などありませんし、法律を守らずに商売をしている人間や会社は滅びてしまえと思います。知的財産に「知らなかった」は通用しません。

そういう連中にホームページを制作、運営してもらっているクライアントはたまったもんじゃありませんよね。違法であることをクライアント側が調査するのはあまりにもコストがかかりすぎます。

余談になりますが、著作権法違反は著作権者のみが訴えを起こせる「親告罪」なんです。しかし著作権者がインターネット上で自分の著作権を無断で使用している人間がいないかを探すのは不可能ですよね。

それをいいことに、写真や文章を無断使用、無断転載した挙句「著作権者の方に注意されたら削除します」みたいなことを言ってるアホが多すぎ。滅びろ。

こんなウェブ制作業者がいたら要注意

我々ウェブ制作業者が、作っているホームページに写真を使うときは主に「買う」「撮る」そして「無料のものを入手する」のいずれかで対応します。

「買う」または「撮る」の場合は、その費用がWeb制作代金にプラスされたりするので比較的分かりやすいでしょう。こういうウェブ制作業者は信頼できそうです。

注意しなければならないのは「写真素材は無料のもので対応します」などと言うウェブ制作業者です。

もちろん、しっかりと運営されている無料素材サイト(例えば、私の写真素材もある「ぱくたそ」)に掲載されている写真を使用するというのであれば全く問題ありません。(ただ、無料とはいえ、どんな使い方をしても良いわけではなく、使用にあたっては規約を厳守する必要がありますが)

しかし、著作権などに対する意識が低いウェブ制作業者だったりすると、上の例にあるようにネットで見つけた写真を勝手に使用したりすることもあります。

もし、依頼しているウェブ制作業者が使っている写真が怪しいな、と思ったら「画像検索」してみると良いかもしれません。

いずれにしましても、知的財産に対しての意識が低く、知識に乏しいウェブ制作業者と付き合っても、ロクなことになりません。

ウェブ制作業者探しの参考になりますように。

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